2020-05-14 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
この背景でございますけれども、平成二十六年に政府に設置されました成長資金の供給促進に関する検討会におきまして、成長資金は企業のライフサイクルの各段階における企業価値の向上、維持を支える役割がありますけれども、日本での活用は限られていた状況だったと、あるいはメザニンやエクイティー市場を活性化して経済と金融の好循環を生み出す必要がある、さらには、こうした流れが民間主導で生み出されて加速するのが望ましいんだけれども
この背景でございますけれども、平成二十六年に政府に設置されました成長資金の供給促進に関する検討会におきまして、成長資金は企業のライフサイクルの各段階における企業価値の向上、維持を支える役割がありますけれども、日本での活用は限られていた状況だったと、あるいはメザニンやエクイティー市場を活性化して経済と金融の好循環を生み出す必要がある、さらには、こうした流れが民間主導で生み出されて加速するのが望ましいんだけれども
その要因の一つが、企業のアーリーステージにおいて、非上場株式市場、いわゆるプライベートエクイティー市場、また、特にベンチャー企業への投資が非常に不足しているんじゃないか、こういった御指摘もございますけれども、御見解をお聞かせいただければと思います。
例えばアメリカ辺りで行われる市場からのディリストと、上場廃止という一つの理由は、何かこう行政的な命令というよりも、財務的にバランスを計算したら債務超過になっていてエクイティーのバリューがないと、エクイティーのバリューがないものがエクイティー市場に上場されているはずがないという論理で自然に消えるようになっていますね。それが本当の私は市場だと思います。
さらに補完・代替調達手段としてノンバンク、エクイティー市場ないしは証券化と呼ばれているような代替的な市場が発達したことによって、いわゆる間接金融と直接金融の連続性というのをかなりの高いレベルで実現しようとしていることも事実だというふうに認知しております。
いわゆる貸し渋りというものが言われておりますが、これはいろいろ議論があるところでありますけれども、間接金融がなかなか難しくなったときにいわゆるエクイティー市場で資金調達をする道を、先ほど局長がおっしゃったように、幼稚園からずっと義務教育のところもローカルも全部あるというふうにすることが、すぐにというわけではないでしょうけれども、銀行、いわゆる間接金融の部門との競争ということも通じてより資金調達の面でも